- 1.
  
 - コンピュータグラフィックス(CG)は
二次元CG:紙に絵を描くように、コンピュータの画面上で画像を作る。
三次元CG:粘土細工のように、コンピュータ内の仮想空間に立体物を作る。
に大別されます。
それらの映像に動きを与えてアニメーションを制作することもできます。CGソフトも様々で、技法として確立するよりも先に機器やソフトが進化してしまうのが現状です。
ここでは最もオーソドックスな、手描きの下絵から2次元の画像を制作する過程を簡単に説明しています。
   - 2.
  
 - 手描きの下絵をスキャナーでコンピュータに読込みます。
下図は、1.の緑色の枠内を拡大表示したものです。
下絵は多少曲がっていても全体のバランスが取れていることが重要です。
   - 3.
  
 - ここからコンピュータが活躍します。
手描きの下絵に、あとから色を塗りやすくするため閉じた境界線を描き起こします。直線は直線として作図し、曲線も滑らかに処理します。
   - 4.
  
 - 色はドアミラーから塗りました。
範囲が狭いため塗りやすいことと、ここにはハイライトからシャドーまでボディ全体で使用する色がほぼ網羅されています。
   - 5.
  
 - ここで作った色をパレット代わりにして残りの部分を塗ります。
   - 6.
  
 - 完成
   - 7.
  
 - CGの長所は、色を塗るときに何回でもやり直しできることです。面白いアイデアも失敗を恐れずにチャレンジできます。完成後でも色やコントラストを簡単に変更できます。
