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Home > テクニカルイラストレーターの!!! > テクニカルイラストレーション概要〜図面がないと描けない?
テクニカルイラストレーションというものをご存知でしょうか。実は皆さんの近くに非常に多く存在しています。
電気製品などの取扱説明書に登場する説明用のイラストがそうです。
文章だけでは理解が難しいところに必ずといって良いほど登場するこのイラスト。
皆さんにもっと知っていただきたい、利用していただきたいとご紹介しています。

※なお、本コンテンツは日本ビジュアルコミュニケーション協会・事務局長が個人的な見解を記載しているものですので、内容について日本ビジュアルコミュニケーション協会の責によるものではありません。
テクニカルイラストレーション概要

6.図面がないと描けないのか...
テクニカルイラストレーターは図面がないとどうしようもないのでしょうか?


テクニカルイラストレーターは図面が無い場合でも、『現物を計測して、その寸法を元に描く』、『図面ではなく3Dのデータを借りて描く』、『写真をトレースして描く』等の方法でイラストを描く事があります。


また時には、こんな感じで描いて欲しいという『ポンチ絵(死語でしょうか?)による指示で描く』場合や、『口頭による説明で描く』場合もあります。
但し、ここまで行くとさすがに正確には描けませんので、あくまでもある程度の形で良い場合に限りますが・・・。



1.『現物を計測して、その寸法を元に描く』とは...


例えば、試作品をテストを繰り返しながら求める性能に近づけていく方法で新製品を開発した場合で、しかもそれが結構大きな製品の場合にあります。


改良に改良を重ねて作っていくと図面が追いつかず、結局販売する段階になって図面化する事になります。したがって図面がありませんので、分解図を描く場合には自分で製品を計測するしかありません。


また例えば、小さめの製品で海外からのOEMなどの場合、製品はあるけど図面がないような場合もあります。


この場合は事務所(自宅)などに持ち帰って、分解しながら計測して描いていく事になるでしょう。



2.『図面ではなく3Dのデータを借りて描く』とは...


昨今では、大手メーカーを中心に3DCADによる設計が盛んに行われています。


外部のイラストレーター(直接でなくても間にマニュアル制作会社などが入る場合がほとんどです)にパーツマニュアル(パーツカタログ)の制作を依頼する場合、いちいち従来の図面にデータを変換するのも結構な手間です。


そこで、3Dデータを渡して制作を依頼するのです。


しかし、3Dデータは設計の重要な要素を多く含んでいるため、そのままではなくデータを変換して渡す場合も多いようです。


3Dデータを3DCADなどで開いて、等測図の角度に視点を変更して2次元化すると、基本的なイラストができてしまいます。


      
 
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