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Home > テクニカルイラストレーターの!!! > テクニカルイラス制作環境〜はじめに
テクニカルイラストレーションというものをご存知でしょうか。実は皆さんの近くに非常に多く存在しています。
電気製品などの取扱説明書に登場する説明用のイラストがそうです。
文章だけでは理解が難しいところに必ずといって良いほど登場するこのイラスト。
皆さんにもっと知っていただきたい、利用していただきたいとご紹介しています。

※なお、本コンテンツは日本ビジュアルコミュニケーション協会・事務局長が個人的な見解を記載しているものですので、内容について日本ビジュアルコミュニケーション協会の責によるものではありません。
テクニカルイラストレーション制作環境

1.はじめに
私がテクニカルイラストレーターとして業務を開始した頃、今から25年程前の事ですが、その頃の主流は手描きのテクニカルイラストでした。


朝、製図台に向かってインキングの作業を行っていたときに、阪神大震災の速報を聞いたような頃です。


その後すぐ、お客さんに言われてCAD化したのですが、SE(システムエンジニア)をやっていたサラリーマン時代に終止符を打ち、テクニカルイラストレーターとして通信教育で勉強をしていたため、貯金を使い果たしたような状況の中で、お金も無く、しぶしぶパソコン一式とCADを購入して対応したものです。


現在では、手描きを主としたテクニカルイラストレーターはほぼいらっしゃらないでしょう。と言うより、手描きができるテクニカルイラストレーターは若い方にはほぼいらっしゃらないと言っても過言ではないと思います。


しかし軸測投影図の何たるかを知らずにテクニカルイラストレーターを名乗っていただきたくないと思うのは、私だけではないと思います。


テクニカルイラストの基本はあくまでも軸測投影図です。手描きで描かないまでも、その理論とそれをパソコンで再現できる程度の能力は、テクニカルイラストレーターとして当たり前の基礎中の基礎であると断言させていただきます。


さて、手描きでの業務が成り立たなくなったのはもちろんお客さんの要望からである事は言うまでもありません。


それまで、トレーシングペーパーにロットリングペンで清書して納品していたイラストも、説明書などの文章がワープロに転じ、それがゆえにイラストもデジタル化の波にのまれたのです。

      
 
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