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Home > テクニカルイラストレーターの!!! > テクニカルイラス制作環境〜ソフトウェアについて
テクニカルイラストレーションというものをご存知でしょうか。実は皆さんの近くに非常に多く存在しています。
電気製品などの取扱説明書に登場する説明用のイラストがそうです。
文章だけでは理解が難しいところに必ずといって良いほど登場するこのイラスト。
皆さんにもっと知っていただきたい、利用していただきたいとご紹介しています。

※なお、本コンテンツは日本ビジュアルコミュニケーション協会・事務局長が個人的な見解を記載しているものですので、内容について日本ビジュアルコミュニケーション協会の責によるものではありません。
テクニカルイラストレーション制作環境

4.ソフトウェアについて
以下、あくまで2Dにこだわって書きますのでご了承ください。3Dに関しましては別ページでいづれ...。

テクニカルイラストを制作している人が使っている2Dのソフトウェアには、大きく2つのパターンがあります。

それは、CAD派とドローソフト派です。

元々テクニカルイラストレーションは手描きの技術です。手描きの際には製図台(ドラフター)・・・古くはT定規など・・・を使用して、製図ペンや楕円定規・楕円分度器・ロットリングペンなどを駆使して描いていました。

それをパソコンに持ち込むとなると...やはりCADを使用するのが無難といったところでしょう。


CADとは、Computer Aided Design の頭文字をとった略語で、一般的には機械や建築で図面を書くときに使用するパソコンソフトです。
3次元機能が使用できる3DCADは安くても10万円以上、高価なものでは数百万円などというものもありますが、とりあえず2次元でということならフリーソフトも存在します。

仕事で使うとなると、お客さんのCADソフトとの相性などもありますので安易には決められませんが、とりあえず始めてみたいということであればフリーソフトでも問題ないと思います。

選択の注意点は、アイソメ軸に沿った移動が簡単にできる事と楕円の楕円度を簡単変えられることです。今ここでは詳しく書きませんが...。

ちなみに、プロのテクニカルイラストレーター御用達の2DCADとしては、AutoCAD(LT)が筆頭でしょう。メーカーさんでもこのソフトを設計に使用しているところは多いですので、それを見越してAutoCAD(LT)を導入するテクニカルイラストレーターも多いと思います。


ドローソフトの定番といったらAdobe Illustratorでしょう。
Illustrator発売当初はMac版しかなかったようですが...というかWindowsがありませんでしたか...今は多分Windows版のほうが圧倒的に売れていると思います。

CADは設計用なのであくまでも線画がメインですが、Illustratorは線画から絵画系、写真加工(限度はありますが...)など、ありとあらゆるイラストが描けます。
3Dデータを取り込んでIllustrator内でグリグリ回すなんていうプラグインソフト(後付でIllustrator内に取り込んで使うソフト)もありますし(現在はありません...多分?)、CAD化させてしまうようなプラグインソフトもあります。

ただし、CADとして使うには精度が足りません。あくまでもCAD的に図面をつくるまでと考えてください。

IllustratorもCADも、どちらも軸測投影図を作る事を目的としているソフトではないので、使い方次第という事になります。

CADの中にはアイソメグリッドを持っていたり、それなりのツールがあるものもありますが、所詮手描きの理論をきちんと勉強した人には使いづらいツールかもしれません。



      
 
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