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Home > テクニカルイラストレーターの!!! > アイソメ図の基本理論〜軸と面〜
テクニカルイラストレーションというものをご存知でしょうか。実は皆さんの近くに非常に多く存在しています。
電気製品などの取扱説明書に登場する説明用のイラストがそうです。
文章だけでは理解が難しいところに必ずといって良いほど登場するこのイラスト。
皆さんにもっと知っていただきたい、利用していただきたいとご紹介しています。

※なお、本コンテンツは日本ビジュアルコミュニケーション協会・事務局長が個人的な見解を記載しているものですので、内容について日本ビジュアルコミュニケーション協会の責によるものではありません。
アイソメ図の基本理論

テクニカルイラストを描くためには、まずアイソメ図を描けるようにする事が大切です。なぜなら、線画テクニカルイラストで一番多用されている図がアイソメ図だからです。

以下に、アイソメ図を描くために知っておかなければならない基本中の基本を示します。


1.軸と面
アイソメ図を作成するには、まず等測軸(アイソメ軸)と等測面(アイソメ面)について理解する必要があります。

下の図を見てください。算数で習ったX軸とY軸です。これが二次元の場合の基本となる軸です。

アイソメ図は2.5次元といわれています。二次元のX・Y軸に仮のZ軸が加わったものです。

アイソメ図はあくまでも二次元である平面に立体的に描くものですので、高さ(厚み)は無いのですが、これを表すために仮のZ軸が存在するわけです。
アイソメ図の書き方−図01
アイソメ図における基本的な軸と面は下図のとおりです。

軸の名前は描く人によってXYが逆になる場合もありますが、考え方は同じです。

アイソメ面は軸に直行する面になり、面の名称はその直行する軸と同じXYZを使用します。

本当ですとXとZの軸は直角ですが、図のとおり90−30で60°ということになります。

XYZの各軸と平行な軸は全てアイソメ軸であり、XYZの各面と平行な面は全てアイソメ面という事になります。


アイソメ図の書き方−図02
下の図で先程のXYZ各軸と平行な軸は全てアイソメ軸となっていることがわかると思います。

ここで斜線の入った面はアイソメ面でしょうか?

このように斜面になっている、つまりアイソメ軸と直行していない面の事を非等測面(非アイソメ面)と言います。

また赤い軸を非等測軸(非アイソメ軸)と言います。

このアイソメ軸・アイソメ面・非アイソメ軸・非アイソメ面を理解する事が、アイソメ図を描く第一歩です。
アイソメ図の書き方−図03

      
 
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