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Home > テクニカルイラストレーターの!!! > 機械要素の描き方〜平ワッシャ
テクニカルイラストレーションというものをご存知でしょうか。実は皆さんの近くに非常に多く存在しています。
電気製品などの取扱説明書に登場する説明用のイラストがそうです。
文章だけでは理解が難しいところに必ずといって良いほど登場するこのイラスト。
皆さんにもっと知っていただきたい、利用していただきたいとご紹介しています。

※なお、本コンテンツは日本ビジュアルコミュニケーション協会・事務局長が個人的な見解を記載しているものですので、内容について日本ビジュアルコミュニケーション協会の責によるものではありません。
機械要素の描き方

■アイソメ図におけるM10用のプレーンワッシャーを描く方法です。
@長軸20mmの楕円を描きます
A長軸20mmの楕円の中心に合わせ、長軸10mmの楕円を描きます
B図のように、2つの半楕円を下方3mmにコピーします
C長軸20mm楕円の左右端を直線でつなぎます
D長軸10mmの楕円の不要部分をトリムします
EDでできあがりですが、小さいものなので厚みの部分がくっついて見える場合があるため、図のように少しハイライトを入れると良いでしょう
■M10用のスプリングワッシャーを描く方法です。
@長軸20mmの楕円を描きます
A長軸20mmの楕円の中心に合わせ、長軸10mmの楕円を描きます
B同様に、長軸5mmの楕円を中心に合わせて描きます
C図のように、長軸20mmと10mmの楕円を3mm下方にコピーします
D長軸5mmの楕円の左右端から下方に垂線を引きます
E長軸5mmの楕円を削除し、図のように不要部分をトリムします
F切れ目の部分の不要な線を、部分削除して消します
G左右端の線を入れて完了です
実際のSW(スプリングワッシャー)は切れ目の幅が小さく、また少し上下にずれていますが、イラストでは通常以下のように描きます。
(きちんと描いてもあまり意味が無く、SWだと判ればよいのです・・・)

上記の形で気に入らなければ、切れ目の幅やワッシャー自体の厚みなど工夫してみて下さい。
ただし、厚みは薄くしすぎると印刷した場合につぶれてしまいます。
部品点数の多いイラストなどでは非常に小さくなるため、厚み自体を付けないか、異様に厚く描く場合が多いです。
このように描いたワッシャーは、下記アイソメ面を表すダイスのC面用のものです。
このダイスのB面用にするには描いたワッシャーを右に120°回転させれば良く、A面用なら左に120°回転させれば良いわけです。

      
 
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