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Home > テクニカルイラストレーターの!!! > 機械要素の描き方〜Eリング
テクニカルイラストレーションというものをご存知でしょうか。実は皆さんの近くに非常に多く存在しています。
電気製品などの取扱説明書に登場する説明用のイラストがそうです。
文章だけでは理解が難しいところに必ずといって良いほど登場するこのイラスト。
皆さんにもっと知っていただきたい、利用していただきたいとご紹介しています。

※なお、本コンテンツは日本ビジュアルコミュニケーション協会・事務局長が個人的な見解を記載しているものですので、内容について日本ビジュアルコミュニケーション協会の責によるものではありません。
機械要素の描き方

今回はEリングの描き方です。
Eリングは実物を見ると非常に複雑な形状をしていますので、初心者にはどのように描けば良いかわからない方も多いかと思います。
でも結構簡単なんですヨ。描き方さえわかってしまえば・・・。
Eリングは軸にはめるものですので、はめる軸の直径を基準にします。

左:軸の直径x1.0の35°楕円を描きます。今回は右上り方向にしてみます。
中:同じ中心周りにx1.5&x2.0の楕円を描きます。
右:描いた楕円の短軸上にx0.85の楕円を描きます。
左:x0.85楕円の端点(2分割の場合)・・・長軸と楕円の交点・・・から元の楕円を横切るように右上り30°の線を引きます。
右:図のように、AとB、AとCのそれぞれの交点を結ぶ線を引きます。
左:楕円の中心から先程引いた2本の線とx1.0楕円の交点(DとE)を通る線を引きます。
右:図のように不要部分をトリムします。左右の図を比較して、残す線を確認してください。

左:図のように不要部分を削除しますと、ほぼEリングの形になります。
右:角がとがっていてそれっぽくないので、x0.15程度の楕円で丸みを付けます。
但し、楕円の整列には気を付けて!
左:リングの厚み分だけ右上り30°方向にコピーします。
右:不要部分を削除し、ハイライトを入れて完成です。
小さな物ですので、厚みは無くてもそれなりに見えます。
最終的にどの程度の大きさのイラストになるのかで描き分けるとよいと思います。

      
 
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